ルーツは江戸時代、徳川家康により木造漁船で使用するオールの数が8個まで使用していいと許可がおりたところ、焼津の浜にはたくさんの鰹と鮪が水揚げされ、遠洋漁業と水産加工基地として焼津は栄え1931年、先先代中山与吉により鰹の水産加工業として創業いたしました。昭和の頃、多くの食卓に並んでいた「なまり節」は食生活の変化や多様化により多くの食材の中に埋もれてしまうようになりました。全盛期50社近くあった製造業者も10社以下に減少してしまいましたがカネヨは昔も今も変わらず手作りで商品を作り続けております。

当社のなまり節はシンプルな工程ながらもたくさんのこだわりがつまっている自慢の商品です。原料の鰹は、刺身でも食べられる新鮮な鰹を厳選し、午前7時、新鮮な鰹を職人の手により包丁で丁寧に捌かれます。捌いた鰹はすぐに大釜により茹で上げられ、冷風乾燥、丁寧に骨抜きされ真空包装まで行われます。臭みのないなまり節を作るため、丁寧でありながらもスピードをもって作業する職人の技と努力が光る一品です。